落花生とピーナッツの違いって何だろう。カロリーとか違ったりするのかな?
落花生の殻を剥がすと出てくるのはピーナッツですよね。落花生とピーナッツって同じものなんでしょうか。同じものならなぜ呼び名が違うんでしょう。
殻が付いてるのが落花生で、付いていないをピーナッツと言うんでしょうか。
今日は、落花生とピーナッツの違いについて調べてみました。
落花生とピーナッツは同じもの
ひょうたんのような形の落花生、殻を剥がすと出てくるピーナッツ。形は違いますが落花生とピーナッツは同じものです。
同じものなのになぜ呼び方が違うのかというと、落花生は日本での呼び方で、ピーナッツは英語の「Peanuts」をカタカナに直した呼び方なのです。
落花生という名前は、受精すると花が落ちるようにして、めしべの子房(根元の部分)が伸びて地中に入り、土の中で実を生むことから付けられもので、
ピーナッツのピー(pea)は、えんどう豆やえんどう豆に似た植物の「豆」、ナッツ(nuts)は「木の実」を意味しています。
アメリカでは最初から落花生の殻を剥がした状態で、中実を「木の実」として扱ったということですね。
でも…
豆と木の実は違う食べ物なのに、「豆の木の実」なんてちょっと変な名前だなと思ったら、それにはこんな理由があるとか。
「ナッツ(木の種)」として扱う関係上「あの外側がついて居たら困る」ので、剥いた物だけが人が食べる物=ピーナッツとなったので、渋皮(薄皮)が付いていても外殻が剥いてあればピーナッツ。
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なるほど~そんな事情があったんですね。アメリカでは殻付きは売ってないでしょうかね。
食べ方によってカロリーが違う
落花生は食べ方によってカロリーが違います。
私達が普段食べているカリッとした落花生は、収穫後1週間ほど乾燥させて、さらに火で煎ったものですが、
生の落花生を塩茹でにする食べ方もあります。
乾燥落花生・ピーナッツは、栄養がギュッと凝縮されているので、100gあたり約585kcalと高カロリーですが、
茹で落花生・ピーナッツは、水分を多く含んでいため100gあたり約288kcalと、約半分のカロリーになります。
茹でたての落花生はホクホクして、煎った落花生とは違うおいしさがありますよ♪
落花生の茹で方を紹介しておきますので、生の落花生が手に入ったらぜひ食べてみてください。
落花生の茹で方は塩をきかせるのがポイント
落花生は塩をしっかりきかせて茹でるのがポイント!
1,落花生をきれいに洗っておきます。
2,鍋に入れた落花生が隠れるくらいに水を入れます。
3,ゆでる水に対して3〜4%の塩を加えます。
水が1リットルなら塩大さじ2杯、1,5リットルでゆでるなら塩大さじ3杯ほど
4,鍋に蓋をして火にかけ茹で時間は30分が目安です。
30分茹でたら1個食べてみて、硬いと思ったら追加で数分茹でる
5,ザルに上げてお湯をきる。
ゆで落花生は日持ちがしません。茹でる時は2~3日以内に食べ切れる量にしましょう。
茹でたてを食べるのがおすすめですが、残ったら冷蔵庫に入れておけば翌日も美味しく食べられます。
おわりに
落花生とピーナッツの呼び方の違い、食べ方によるカロリーの違い、落花生の茹で方を紹介しました。
私もそうですが、一般的には殻付きを落花生、殻がないものをピーナッツと、見た目の違いで分けることが多いんじゃないでしょうか。
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