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ビタミンD!摂り過ぎは危険?不足するとどうなる?

ビタミンD摂り過ぎ

「疲れがとれないビタミン剤でも飲もうかな」ビタミン=健康のイメージですが、ビタミンの種類によっては、摂り過ぎると毒になることがあります。今日はビタミンDの働きや、摂り過ぎるとどうなるか、不足するとどうなるかなどを紹介します。

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ビタミンDはどんな働きがあるの



ビタミンには水に溶ける水溶性ビタミンと、油脂に溶ける脂溶性ビタミンがあり、ビタミンDは脂溶性ビタミンです。


水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンB群)、
脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)


ほとんどのビタミンは体の中ではつくれませんが、ビタミンDは、日常生活で1日10~20分ほど日光を浴びると、体内である程度つくり出せるビタミンです。


日ごろから適度に日光に当たっていれば、不足することはほとんどありません。


ビタミンDは、丈夫な骨をつくるために必要なビタミンで、血液中のカルシウム濃度を保つことで、丈夫な骨や歯をつくる働きに加え、


最近の研究で、免疫調整作用や抗がん作用、インフルエンザ予防作用があることがわかっています。


海外では健康保持や疾病予防のため、ビタミンDサプリメントをおよそ1000IU (25μg)摂取することが推奨されているようです。



ビタミンDを摂り過ぎは危険なの?



ビタミンDは排泄されないので、摂り過ぎると体内に蓄積されていきます。過剰摂取の危険性は比較的少ないと考えられていますが、


過剰に摂取を続けると、骨からカルシウムが溶け出して、血液中のカルシウム濃度が高くなり、高カルシウム血症になります。


高カルシウム血症になると、疲れやすい、体がだるいといった全身倦怠感や、食欲不振、体重減少、多尿、心臓不整脈などの症状を引き起こすことがあります。


また、血管の内側や内臓、筋肉にカルシウムが沈着して、動脈硬化や腎不全などの臓器障害を起こすリスクが高くなります。


日光を浴び過ぎたり、普段の食事でビタミンDが過剰摂取になることはありませんが、ビタミン剤やサプリメントによる摂りすぎには注意が必要です。

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ビタミンDが不足するとどうなるの?



ビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が不十分となり、骨や歯の形成もうまくいかなくなります。


大人になってビタミンDが不足すると、骨軟化症(こつなんかしょう)、赤ちゃんや子どもが不足すると、くる病を引き起こします。


ビタミンDは不足している人が多く、摂り過ぎることよりビタミンD不足のほうが問題になっています。


それは、ビタミンDが骨を丈夫にするだけではなく、免疫調整作用や抗がん作用、インフルエンザ予防作用など、病気とビタミンDの関係がわかってきたからです。


特に、ビタミンDの不足が認知症にも関係があり、ほとんどの高齢者は、ビタミンDサプリメントを摂る必要があるとも言われています。


骨軟化症ってどんな病気?



骨軟化症は、初期は自覚症状はほとんどありませんが、骨が柔らかくなるため病気が進行すると、自分自身の体重を支えることができなくなってきます。


そのため、姿勢を維持しようと筋肉等に負担がかかり、負担がかかった部分に慢性的な痛みを感じるようになります。

  
特に、腰や背中、股関節に痛みがあらわれやすく、痛みとともに筋力低下や脱力感を伴うことがあります。


くる病ってどんな病気?



くる病は背中や胸、足など、体中の骨が変形して曲がってしまう病気です。健康な骨は硬く丈夫ですが、骨に柔らかい組織が多くなってしまうために起こります。


背中の骨が柔らかくなると背骨が曲がったり、胸の骨が柔らかくなると鳩胸(はとむね))になったり、足の骨が柔らかくなるとO脚やX脚になることがあります。


骨だけではなく、身長が伸びない、体重が増えない、歯がもろくなる、筋肉痛が起こりやすい、といった症状が起こることもあります。


ビタミンDの多い食品と1日に必要な量

ビタミンD含む食品
ビタミンDが多く含まれているのは、いわし、すじこ、かじき、さけ、にしん、しらすなどの魚類や、干ししいたけ、きくらげなどのきのこ類です。


牛レバーや卵黄も少量のビタミンDを含んでいますが、魚ときのこ類以外には、ほとんど含まれていません。


1日に必要なビタミンDの摂取量は、18才以上の男女とも5μg(0.005mg)ですが、妊娠中や授乳中の女性は7.5μg(0.0075mg)です。


ちなみにマルチビタミンのサプリメントには、5~5.5μg のビタミンDが含まれているものが多いです。



おわりに



ビタミンDの働きや、摂り過ぎるとどうなるか、不足するとどうなるかなどを紹介しました。参考になったでしょうか?


不足しがちな栄養素をサプリメントで手軽に補える時代ですね。サプリメントを選ぶ時、有効成分の含有量が多いほうがよく効きそうで、お得な感じがしますが、


成分によっては摂り過ぎると、健康をそこなう場合があることを、頭においておきたいですね。

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